Musical Instruments Digital Interfaceの略。
キーボードや音源、コンピューターがお互いに共通の規格で動作するように作られた。
例えばキーボードでONの信号を送ると音源が音を鳴らす。のような事が可能になる。
MIDIデータ上で音色に変化をもたらす数値
近年主流のDAWソフト上ではPanなど一部独立している場合も多い
0 - 63は段階的な変化を伴うもの
64 - 95はOn/Offのみ変化(例外あり)
96 - 127は主にデータ上の指示に使用するものなどが割り当てられている
音程を指定する際に使われる数値で、いくつかの規格がある。
実際の規格名よりも"真ん中のドの音"を元に表現する場合が多い。(以下の通り)
NoteNumber:60
国際式:C4
Yamaha:C3
※"真ん中のドの音"は88鍵のピアノで最も中央付近にあるC、Fluteの最低音、中央ハの音の事です。
※よく用いられるものに絞っています
CC : なし
楽器の音程を変化する際に用いる数値。CCと独立している。
音程の幅は音源によって異なり、半音から全音の幅にされる事が多い。
楽器の細かなニュアンスを表現するのに必須となっている。
CC : なし
MIDIノートひとつ辺りの強弱に用いる数値。CCと独立している。
同じノート内での強弱が扱えないため、その際はVolumeとExpressionを用いる。
CC : 0
楽器を指定する数値。DAWソフトでは使用されていない。
CC : 1
音源側で指定した数値を操作する数値。
MIDIキーボードにも専用のホイールがついている場合が多い。
ストリングスやオルガンなどの持続音に対してよく使用される。
MIDI音源では主にLFOを用いたビブラートがアサインされている。
プラグインでは自由に機能をアサイン可能なため、ModulationWheelを使用したリアルタイムな打ち込みに用いる場合が多い。
CC : 7
トラックの音量を調節する際に用いる。
音色は変化しない場合が多く、ミキシングの範囲に含まれるが、楽器表現をよりリアルにするためにこの数値を扱う事も多い。
CC : 10
音を左右に配置する際に用いる数値。
正確には、ステレオの環境で左右の音量バランスを変化させている。
DAWソフトのミックス画面で扱われるPanと独立している場合が多い。
CC : 11
楽器の表現上の強弱を扱う数値
Volumeは単に音量の上下に対してこちらは音色の変化が伴う
ModulationにExpressionと似た機能をアサインされている場合もある
CC : 64
ピアノなどで音を持続する時に使われる。(ダンパーペダルの役割)
基本的にはOnとOffのみだが、稀にハーフペダルに対応したものも存在する。
MIDIとは少し離れてフィジカルコントローラーについて。
DAWの再生停止録音音量など様々な数値をハードウェアから操作するもの。
MackieとDigidesign(現:Avid)が共同で開発した規格。
Mackieが従来の規格全てに対応するように開発した規格。