高ければ良い。という単純な話ではなくいつでも安定して動く事が一番大事です。
必ずしもスペック上の性能が高ければ良いという訳ではありません。
また、静音性も重要になってきます。
一応定番があるのでざっくり書くとこうなります。※個人の主観に基づいています
スタジオの場合:iMacやMac mini
職業作家の場合:MacBook Pro
ネット系クリエーターの場合:Windowsデスクトップ or MacBook Air
定番があるのにはちゃんとした背景もあります。※個人の主観に基づいています(2回目)
スタジオ:ProToolsを使用している
職業作家:スタジオにProToolsのデータを納品するためにOSとソフトを統一する必要がある
ネット系クリエーター:データのやり取りが比較的不要なため好みのDAWにOSを使用できる
詳細は後にして基本的に必要な性能です。
①最低限DTMをしたい
CPU:Core i3〜
RAM:16GB〜
SSD:1TB〜
→とりあえず動く。快適かは状況によります。
②趣味でちゃんと動くPCがいい
CPU:Core i5〜
RAM:16GB〜
SSD:2TB〜
→大抵の事はできますが負荷がかかる作業は心配。
③仕事で使える性能
CPU:Core i7〜
RAM:32GB〜
SSD:4TB〜
→長期的に見たり高度な作業にはこれくらい必要。
④Macで必要な性能
CPU:M1 PRO〜
RAM:32GB〜
SSD:2TB〜
→ソフトウェアの対応状況次第では型落ちの方が安定している場合もあります。
Windows or Mac問題は当然ありますが状況によります。
それぞれのメリットとデメリットです。
Windows
無料VSTが豊富
ゲームなど他の分野にも向いている
どんなに古いソフトでも動作する事が多い
PCに詳しくない場合は自力での対処に追われる事がある
Mac
下手にPCを選ぶよりも安心
スタジオとのやり取りに向いている
(MacBookは特に)USBポートが足りない。※MIDIキーボード+オーディオインターフェース+iLok+SSDの時点で4つ埋まる
OSのバージョンによって対応/非対応の変更が発生しやすい ※この理由から購入時からアプデしない人も多い
CPUは基本的な処理を行うもの。GPUはグラフィックに特化して処理するもの。
基本的に業界内で長年使われてきたものに合わせて開発される事が多いのでCPUはintelを推奨。※AMD製CPUで動作しないソフト有り
GPUはデザインにこだわったプラグインに役立つ場合やOpenGLのバージョンなどハードウェア的な理由でも導入するメリットがあります。
ただし静音性は悪くなり、PC内の温度も上がるのでゲームや動画編集など、GPUが必要でない場合はあまりおすすめしません。
容量毎の感覚です。
8GB:ぜっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっったいに足りません。足りませんでした。足りるわけがないです。
16GB:これが最低限。足りない場合もあるので現代的な音楽を作るのであればもっと必要
32GB:最低ラインかつこれ以上はあまり必要ない
64GB:逆に足りなかったら教えてほしい。
Macで近年異なる数が採用されていますが基本的には一番近い数字と同様と考えてください。(16GB→18GB)
何のソフトを入れるかで必要な容量を考えてみましょう。※インストール時にZip等を解凍するので実際は2倍の容量が必要な点に注意
DAW関連:最低10GB ※ソフトによって全く異なります
プロジェクトデータ:500MB〜10GB×曲数 ※wavに書き出さなければ1GB未満が多いです
KOMPLETE 14 STANDARD:260GB
WAVES Horizon:16 GB
その他プラグイン(大容量):100GB〜1TB
その他プラグイン(小容量):100MB〜5GB
ここに映像を扱うなら、、など様々な条件が増えるので最低ラインは1TBで長期利用は2TB以上が目安。
Appleシリコンへや最新OSへの対応状況がメーカーにより異なるため注意。
Logic Proを使うのであれば不具合も少ないためおすすめできます。
MacBook Air 14インチ(M4) カスタマイズ:36GB ユニファイドメモリ、2TB SSDストレージ
CPU:Core i5-12500
RAM:32GB
SSD:2TB
CPU:安定動作という観点で13世代と14世代は問題が発生していたのであえて12世代を推奨
ない。